令和2年7月7日に、TCDから「CURE(tcd082)」が発売されました。
CUREは、歯科・耳鼻科・内科などの医療機関や、接骨・整体・鍼灸院・あん摩・指圧などのクリニックに最適なテーマです。
CUREが医療機関やクリニックに向いている理由は、
・テーマの持つ雰囲気が落ち着いていて、信頼感があるサイトを作ることができる
・医療機関やクリニックに不可欠なページを、簡単に作ることができる機能がある
・集客の導線を考えて作られたテーマ
などが挙げられます。
では、CUREの機能を順に見ていきましょう。
医療サイトを簡単に作れるテーマ
CUREには、医療系サイトを簡単に作るためのテンプレートが用意されています。
ウェブページを最初から作るのに比べると、テンプレートを使った方が簡単に、しかも美しいページを作ることができますよ。
CUREには、医療系サイトを作るためのテンプレートがたくさんあるので紹介してみます。
CUREのアバウトページ
テンプレート(アバウト)を使うと、サイトの紹介ページを作ることができます。
医療機関やクリニックの「理念」や「特徴」を掲載するといいでしょう。
このテンプレートは、以下のようなコンテンツを設置することができますよ。
- ボックス型のコンテンツ
- 画像と説明文を左右交互に配置したコンテンツ
- 丸く切り抜いた画像
特にボックスを3つ並べたコンテンツは、医療機関やクリニックの理念を3つ掲載すると良いと思います。
CUREのアクセスページ
お客様に来院していただくには、アクセスページがあった方がいいですよね。
テンプレート(アクセス)を使うと、施設の外観、駐車場、待合室、マップなどを掲載することができます。
画像を用意して、設定画面で説明文を入力するだけで、美しいデザインのページができあがりますよ。
地図の部分は、グーグルマップAPIキーを入力するだけで表示されるようになっています。
グーグルマップAPIキーは、詳しく説明しているサイトがあるので、それを見ながら申請してみてくださいね。
このグーグルマップAPIキーは有料サービスなのですが、1ヶ月200ドル分は無料になります。
この200ドルの無料の範囲内で、ほとんどのサイトはAPIを使うことができます。(つまり実質無料)
グーグルでユーザー登録すればAPIキーをもらえるので、CUREの設定欄にコピペしましょう。
これだけで、美しいデザインの地図が表示されるようになります。
CUREの診療案内ページ
テンプレート(診療案内)を使うと、診療の詳細を掲載することができます。
診療案内のページは、診療の一覧ページと詳細ページで構成されています。
診療案内のページをクリックすると、まずは一覧ページが表示され、その中の診療項目をクリックすると詳細ページに進みます。
詳細ページでは、どんな治療を行うのかを書いておくと、お客様は安心すると思います。
CUREのスタッフページ
テンプレート(スタッフ)では、スタッフの名前・写真・役職・コメントなどを掲載することができます。
細かいことですが、名前にはローマ字表記ができるようになっているんですね。
名刺みたいな感じに見えていいかも。
接骨や整体などの技術が要求される職種では、スタッフの技術や経歴を紹介すると良さそうですね。
CUREのQ&Aページ
テンプレート(Q&A)では、「よくある質問」を掲載することができます。
アコーディオン式になっていて、質問をクリックすると、回答がすぐ下に表示されるようになっています。
CUREのQ&Aでは、カテゴリーごとに質問を分けることができますよ。
質問の数が多いと、質問を探すだけで一苦労です…
CUREのようにカテゴリーに分かれていれば、目的の質問をすぐに見つけることができますね。
集客の導線
CUREは、集客につながる導線がよく考えられています。
CUREの導線で一番活躍するのは、画面の右端にある「サイドバーアイコン」です。
デモサイトでは、アイコンが縦に4つ並んでいますよね。
このアイコンは、マウスカーソルが乗ると横にスライドして出てきます。
例えば、メールのアイコンだったら、「メール無料相談」という文字がスライドして出てくる感じです。
さらにこのアイコン、画面をスクロールすると追従するようになっています。
訪問者が「メールで相談しようかな…」と思ったときに、すぐにメールフォームに行けるようになっているんですよね。
訪問者が”その気”になった時を逃さない仕組みができていると思います。
形は違いますが、導線が考えられているテーマには、「NOEL」というテーマもあります。
集客の導線を重視するなら、NOELも候補に挙げて比較してみてください。
こちらも、かなり良いテーマですよ。
CURE独自の機能
CURE独自の機能には、3点ポップアップとお知らせ(アラート)機能があります。
特に3点ポップアップという機能は、他のテーマで見たことがありません。
ちょっとしたアクセントとして、ちょうど良い機能だと思います。
3点ポップアップ
3点ポップアップというのは、ヘッダー画像の下部に3つ並んでいる、ポップアップする部分のことを言います。
マウスカーソルが3点ポップアップに乗ると、ヒョイッと上に飛び出てきます。
そして、ポップアップした後は、ちょうどカーソルの位置に「詳細ページ」へのリンクがあるんですよ。
(上の画像で言うと、ポップアップした後は「よくある質問を見てみる」にカーソルが乗っています。)
自然に次のページに進むように、上手に誘導してくれていますね。
お知らせ(アラート)機能
CUREには、お知らせ(アラート)機能があります。
トップページの一番上にある、お知らせ部分です。
最近のウェブサイトでは、コロナウイルス対策に関する記載をよく目にします。
医療系サイトでは、特に記載することが多いのではないでしょうか。
ちょうどこの機能を使うことで、大切なお知らせを伝えることができますね。
医療テーマCUREのまとめ
CUREは、医療・クリニック向けの機能が詰まったテーマです。
テーマの持つイメージも、安心感があり、医療・クリニックにふさわしいものになっています。
医療サイト用に作られたテーマなので、至れり尽くせりといった感じですね。
これだけのテーマが25,800円(税込)なら、業者に任せる必要は無いのではと思ってしまいます。
ワードプレスは慣れれば難しいものではありません。
時間があれば挑戦してみると、ウェブサイト作りにハマるかもしれませんよ。
そうそう、医療サイト向けのテーマでは、「BIRTH」というテーマもあります。
こちらも医療サイトとしてふさわしいデザインのテーマです。
CURE、NOEL、BIRTHは、医療サイト作りの候補として考えてみてくださいね。
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