パララックス(視差)効果を使ったWordPressテーマを厳選してみました。
テーマの比較に役立つように5段階評価をしています。
パララックス効果を利用したスクロールエフェクトは、過度な演出でなければ、訪問した人に新鮮な印象を与えることができます。
「通常のサイトでは面白くない」、「印象に残るサイトを作りたい」という方にはパララックステーマはお勧めです。
パララックスとは
パララックスとは視差効果のことをいいます。例えば画面をスクロールしたときに背景画像とコンテンツの動きに差をつけ、遠近感を演出することができます。
パララックスが使えるテーマはそれほど多くありません。
デザインが優れている有料WPテーマの中で、パララックス効果の利用できるテーマを調べてみました。
今回紹介するのは、以下のメーカーです。
- TCD
- DIGIPRESS
- isotype
- ドルチェ&ビバーチェ
★おすすめテーマはこちら↓ WordPressのおすすめテーマベスト3を選びました>>
パララックステーマの評価
パララックスに焦点を絞って評価しています。そのため、メーカー別の評価とは違った点数になっています。
・スクロールの気持ちよさ
・サイトの分かりやすさ
・かっこいい、オシャレなどのイメージ
・アニメーションの動き
などから5段階で評価をしています。
ただし、パララックス効果を使うにあたって注意して欲しい点があります。評価が良くとも、それを稼働させるサーバーが弱ければ意味がありません。
パララックスサイトには画像がたくさん使われるため、サイトが重くなりやすいという特徴があります。
おそらく格安レンタルサーバーでは、サイトの表示が遅くなってしまうでしょう。
パララックスはスクロールエフェクトです。そのスクロールがカクカクしていたり、表示が遅ければ逆効果になってしまいます。
このテーマを使うのであれば、サーバーにも気をつけましょう。月額利用料は少し高くなりますが、エックスサーバー以上のスペックが欲しいところです。
メーカー名 | テーマ名 | 税込価格 | おすすめ度 | スクロ ール |
---|---|---|---|---|
TCD | OOPS! (tcd048) | 19,800円 | ★★★★ | 詳細へ |
TCD | AGENT (tcd033) | 12,980円 | ★★★★★ | 詳細へ |
TCD | AMORE (tcd028) | 12,980円 | ★★★★★ | 詳細へ |
DigiPress | Clarity Business Edition | 8,980円 | ★★★★ | 詳細へ |
DigiPress | Fancie NOTE Business Edition | 8,980円 | ★★★ | 詳細へ |
DigiPress | Macchiato | 8,580円 | ★★★ | 詳細へ |
DigiPress | Macchiato Light | 6,980円 | ★★ | 詳細へ |
isotype | MAJESTIC | 10,800円 | ★★★ | 詳細へ |
isotype | MARBLE | 10,800円 | ★★★★ | 詳細へ |
DOLCE& VIVASE | Noir(ノワール) | 8,800円 | ★★ | 詳細へ |
TCDのテーマ
パララックステーマで一番オススメなのがTCDです。
TCDのパララックステーマは3つありますが、いずれも素晴らしいできだと思います。パララックスの効果も楽しめるし、サイトも分かりやすく構成されています。
パララックス効果のテーマを探している人は、購入しても損は無いと思います。
★TCDのテーマ一覧はこちらをどうぞ↓
デザインの美しさは最上級!「TCD」のWordPressテーマを5段階評価してみた>>
OOPS!
出典:公式サイト TCDのテーマ一覧より
他のTCDのパララックスを使ったテーマと同様に、滑らかで心地良いスクロールが持ち味です。
やっぱりTCDのパララックスコンテンツはいいですね!
さらに、OOPS!は滑らかで美しいパララックスはそのままで、さまざま機能をたくさん盛り込んでいます。
例えば、ABテスト可能なCTAを設置できたり、ランディングページを作れたりとか。
★OOPS!についてはこちらをどうぞ↓
TCDの「OOPS!」は、なんとABテスト可能なCTA搭載テーマ!>>
これは気合いを入れて作ったテーマですね!
AGENT
出典:公式サイト TCDのテーマ一覧より
AGENTは、上から下へのスクロールが気持ちいいです。非常に美しいテーマで、過剰な演出も無く、コンテンツも分かりやすく配置されています。
パララックスは滑らかに動いてこそ真価を発揮しますね!
パララックスは動作を見ないと評価できないと思いますので、デモサイトでスクロールしてみて動きを確認してみてください。このテーマはきっと気に入ると思います。
全てのパララックステーマを比べてみると、TCDのテーマの素晴らしさが際立っています。おすすめです。
★AGENT導入イメージはこちら↓
TCDの「AGENT」を使っているWordPressサイト例。ブログ向けテーマ選びの参考に>>
AMORE
出典:公式サイト TCDのテーマ一覧より
AMOREは、特設サイトやレストランに最適なテーマです。画面上部から下へとスクロールすると、ストーリー仕立てで商品やサービスの魅力を伝えることができます。
デモサイトをスクロールすると、食材やテーブルなど、レストランの雰囲気を感じさせる写真が表示されます。パララックス効果でサイトに奥行きが感じられるのもいいですね。
価格は一番高いテーマになりますが、値段に見合う価値があります。パララックスは間違いなくTCDが一番おすすめです。
★AMORE導入イメージはこちら↓
TCDの「AMORE」を使っているWordPressサイト例。ブログ向けテーマ選びの参考に>>
DIGIPRESSのテーマ
★DigiPressのテーマ一覧はこちらをどうぞ↓
多機能かつ洗練されたWPテーマ「DigiPress」を5段階評価してみた>>
Clarity Business Edition
アニメーションを多用していて、動きのあるサイトを作成することができます。見ていて楽しいサイトなのですが、読み込みに時間がかかっていることが気になります。
デモサイト2のように、動画とパララックスを組み合わせると、すごいサイトができそうです。
パララックスに対応しているのは、Business Editionのみなので気をつけましょう。
Fancie NOTE Business Edition
デモサイトの動きは少しぎこちなさを感じます。多機能ゆえに仕方ないところか…
こちらもパララックスに対応しているのは、Business Editionのみです。
Macchiato、Macchiato Light
MacchiatoとMacchiato Lightは、パララックスコンテンツを作成するためのテーマです。どちらもパララックスウィジェットが使えます。
この二つのテーマで違う主な点は、
・アーカイブ専用記事一覧ウィジェット
・シングルページのオリジナル形式のシェアボタン
・アーカイブ表示形式の「ポートフォリオ2」と「マガジン」
・ヘッダー画像スライドショーのイージングアニメーションオプション
・トップページフルスクリーンビデオ再生機能
・オートページャー(次ページ自動読み込み)機能
これらの機能がMacchiatoにはあって、Macchiato Lightには無いことです。
デモサイトのように、トップページに動画を使いたいときはMacchiatoを購入しないといけません。
isotypeのテーマ
★isotypeのテーマ一覧はこちらをどうぞ↓
美しい日本語にこだわったWPテーマ「isotype」を5段階評価してみた>>
MAJESTIC
出典:公式サイト isotypeのテーマ一覧より
パララックスウィジェットが使えますが、パララックスによるエフェクトは控えめです。
MARBLE
出典:公式サイト isotypeのテーマ一覧より
isotypeのパララックステーマの中では、一番パララックスサイトらしさが出ています。
isotypeのデザインが好きで、パララックスが欲しい方はこちらのテーマが一番おすすめです。
MARBLEの詳細はこちら>>
ドルチェ&ビバーチェのテーマ
★ドルチェ&ビバーチェのテーマ一覧はこちらをどうぞ↓
洗練されて美しいWPテーマ「DOLCE & VIVACE」を5段階評価してみた>>
Noir(ノワール)
出典:公式サイト ドルチェ&ビバーチェ
ドルチェ&ビバーチェ唯一のパララックステーマです。パララックス効果があるのはトップページの画像の部分です。
パララックスのテーマというよりも、一部パララックスが使えるテーマと言った方がいいかもしれません。
このテーマはブラックをイメージしたテーマで、パララックス効果はその補助をする役割として使われています。
パララックスを探している方にとっては物足りなく感じるかもしれません。デモサイトで確認ください。
デモサイトはこちら>>
Noirの購入はこちら>>
この記事へのコメントはありません。