令和1年8月29日、TCDから「FAKE」が発売されました。
FAKEは、フルスクリーン動画が印象的な企業サイト向けのテーマです。
でも、単にフルスクリーン動画が再生できるだけじゃないですよ。
動画を背景にして、検索フォームを表示させることができるんです。
知りたい情報にすぐにアクセスできるような仕掛けがあるんですね。
さらにFAKEでは、動画以外にも素晴らしい機能がありますよ。例えば、
- 企業サイト用の専用テンプレート
- パララックス効果を使える
などは、他の企業サイトと差別化できる機能だと言えるでしょう。
では、FAKEの良いところを順に見ていきたいと思います。
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迫力のフルスクリーン動画
トップページに動画を使えるテーマはいろいろあるのですが、フルスクリーンで表示されるタイプは意外と少ないです。
FAKEは、その数少ないフルスクリーン動画に対応したテーマなんですよね。
企業のイメージとなる動画を、フルスクリーンの大迫力で表示することができますよ。
FAKE以外でフルスクリーン動画に対応していて、しかも企業サイトで使えるテーマというとORIONくらいしかありませんでした。
ORIONも良いテーマなのですが、FAKEはさらに、動画の上に検索フォームを表示することもできます。
そして新しいテーマだけに、動画も多機能になっていますね。
これからはFAKEが動画を使う企業サイト向けテーマの第一候補になりそうです。
でも、ORIONは価格が安いという魅力があるんですよね…
- FAKE 22,800円(税込)
- ORION 12,980円(税込)
フルスクリーン動画以外は重視しないのであれば、ORIONもありかと思います。
企業サイトを簡単に作るテンプレート3種
FAKEには、企業サイト向けのコンテンツを作るためのテンプレートが用意されています。
専用のテンプレートを使うと、簡単な入力作業で美しいページを作成することができますよ。
FAKEのテンプレートは次の3種類が用意されています。
- テンプレート「ABOUT」
- テンプレート「RECRUIT」
- テンプレート「MESSAGE」
これくらいの内容のページが作れたら、企業サイトとして形になってきますよね。
では、順に見ていきたいと思います。
テンプレート「ABOUT」
テンプレート「ABOUT」では、社長あいさつ、企業理念、企業情報、アクセスマップを作ることができます。
これらの会社情報が、1ページに美しくレイアウトされますよ。
テンプレート「RECRUIT」
テンプレート「RECRUIT」では、人材育成や募集要項について掲載することができます。
今後は少子高齢化によって、人材が不足していくことが予想されます。
人材採用を企業サイトに掲載しておけば、優秀な人材が募集してくれるかもしれませんよね。
FAKEの「RECRUIT」は、求人サイト専用のテーマほどではありませんが、しっかりとしたエントリーページを作ることができますよ。
テンプレート「MESSAGE」
テンプレート「MESSAGE」では、職員からのメッセージを掲載することができます。
各部署の職員からのメッセージなどを掲載すれば、自社の雰囲気が伝わるのではないかと思います。
この「MESSAGE」では、パララックス効果を使うことができます。
社員の画像が貼り付けてあるだけでなく、パララックスのような奥行き感がある演出があると印象に残りますよね。
パララックス効果については、次で説明していきたいと思います。
パララックス効果が使える
FAKEの特徴の一つとして、パララックス効果が使えるということがあります。
パララックス効果は、日本語では「視差効果」と訳されます。
デモサイトのグローバルメニューの中に、「MESSAGE」という項目があります。
まずは「MESSAGE」を見てみてください。
画面をスクロールしたときに、文字のスクロール速度に比べて背景画像のスクロール速度が遅くなっているのが分かると思います。
この差によって、見ている人には奥行きがあるかのような感じがするんですよね。
FAKEがパララックス効果を使っているページは、デモサイトのトップページと「MESSAGE」のようです。
使いすぎるとインパクトが無くなってしまうので、このくらいがちょうどいいと思います。
ちなみに、パララックス効果はテーマによってはカクカクした動きになってしまうことがあるのですが…
FAKEのパララックスはとても滑らかにスクロールするので、非常に心地良く感じますよ。
設定も画像と文字を専用のメニューに入力するだけなので簡単です。
是非使ってみましょう。
FAKEを使うときの注意点
FAKEではMP4とYouTubeの動画を再生することができるのですが、MP4動画を自社サーバーに置く場合は性能に気を付けましょう。
せっかくの動画がカクカクした再生になってしまっては意味がありません。
フルスクリーン動画のような大きなサイズを使う場合には、それなりに良い性能のサーバーが必要になります。
動画専用サイトではないので、転送量やディスク容量はそれほど必要ないかと思いますが…
さすがに月額数百円のレンタルサーバーだと、動画の表示が重く感じてしまうことが考えられます。
★レンタルサーバーに動画をアップロードするときの参考に↓
まとめ 簡単に企業サイトを作れるテーマ
FAKEの魅力を振り返ると、
・インパクトあるフルスクリーン動画
・企業サイトを簡単に作ることができるテンプレート
・パララックス効果が使える
ということでした。
いずれの機能も、テーマの設定メニューが親切にできているので簡単に設定することができます。
そのため、FAKEがおすすめな方というのは、
・企業サイトを作りたいが時間をかけたくない方
・動画やパララックスでインパクトあるサイトが作りたい方
という感じになります。
ちなみにコンテンツが多い企業サイトや、業務が多岐にわたる大企業を作りたいときは、SwitchやNANOを使う方がおすすめになります。
自社サイトに合ったテーマを選ぶようにしましょう。
★FAKEの使用例です↓
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