平成30年3月1日に、TCDから「KADAN(TCD056)」が発表されました。
このテーマの特徴は、和風サイトのイメージに合う「縦書き」ができることにあります。
日本語のワープロソフトでは、縦書きできるものは珍しくありませんよね。
でも、WordPressのテーマで縦書きのできるものは、これまでありませんでした。
縦書きができるテーマを待ち望んでいた方もいるのではないでしょうか^^
ありそうで無かった縦書き機能
和風のサイトを作るときには、縦書きができたらと思うことがあるはずです。
その理由をいろいろ考えてみると、PCやスマホが縦にスクロールするのが理由の一つかもしれませんね。
横書きなら、目線は1行読んだらすぐ下の行に行きます。
そのため画面は下にスクロールしていけば、どんな長文でもスムーズに読めます。
ところが、縦書きは目線が上下に動くので、縦方向のスクロールと相性が良くないんですよね…
では、KADANの縦書きについてですが、
「際立たせたい文章」に絞って縦書きにする
ことで、縦書きの良い点だけを使っている感じがします。
縦書きで際立たせたい文章を書き、横書きで読ませたい文章を書くといった具合ですね。
「縦書きと横書きが微妙なバランスで成立した」というのは、そういう意味なのかと思いました。
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TCDの「MIKADO」は、イベントやスケジュール管理ができる和風テーマ>>
縦書きはスマホと相性が良い
TCDのテーマは、デバイスの幅にサイズとレイアウトが変わる「フルードグリッド」仕様を採用しています。
PC表示もスマホ表示も、美しいレイアウトで表示されるように自動で調整されます。
では、KADANをスマホで見るとどうでしょうか。
こちらがデモサイトのスマホ表示です↓
私が見た感じでは、PCの表示よりもスマホ表示の方がバランスが良く見えました。
縦長のスマホ画面と縦書きの文字が、きれいに画面に収まる感じがします。
今ではPCよりもスマホの方が閲覧数が多くなっているので、これは大きなメリットだと思うんですよね。
美しい表示の上に、縦書き表示でサイトの印象づけも行うことができるテーマだと言えます。
進化したコンテンツビルダー
TCDのコンテンツビルダーは、コンテンツの配置を簡単に入れ替えることができる機能です。
当サイトもコンテンツビルダーを使っていますが、自分独自のレイアウトにできるのが良いですね。
同じテーマを使うと似たようなサイトになりがちですが、この機能を使うとレイアウトが大きく変わるのでオリジナルのサイトを作ることができます。
KADANのコンテンツビルダーは、今までよりもパワーアップしていますね。
一押しプランを掲載する機能
KADANには、和風レストランや旅館をイメージして、「一押しプラン」を表示する機能が付いています。
まず、トップページにはプランを一覧できるようにプランが並びます↓
トップページにおすすめプランが美しいデザインで表示されていますね。
そのプランをクリックすると、プランの詳細が表示されます↓
プラン詳細画面では、画像がスライドして表示されるようになっています。
旅館の部屋とか、和風レストランの料理などをスライド表示できるのが良いですね^^
その下にはプランの説明と、予約画面に進むボタンが表示することができます。
このような美しいページが、簡単に作成できる機能が付いている点が素晴らしいですね。
テーマを導入してからサイトを作るまでの手間が大幅に短縮されると思います。
華壇(KADAN)のまとめ
KADANは、現在の時点で縦書き表示ができる唯一のテーマです。
そして、その縦書き表示は、スマホ表示にすると、いっそう美しく表示されます。
縦書き表示をしているサイトは無いので、訪問者に強い印象を与えることができます。
また、KADANは数少ない和風サイトに合うテーマです。
以前に和風サイトに合うテーマというタイトルで記事を書こうとしましたが、少なすぎて保留にしていました。
もし、和風サイトに合うテーマという記事を書けば、間違いなく一押しは「KADAN」になるでしょう。
まさに待ち望んでいたテーマですね。
旅館や和風レストランでは、このKADANを使うと、和の雰囲気が出せて良いサイトが作れますよ。
KADANは、上品な和風サイトを作りたい人におすすめのテーマです。
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